本から学ぶ
Posted on 2010年2月 8日
先日、久しぶりに鉄道に関する本を読みました。
今回は、その紹介をしたいと思います。
1冊目は、「ローカル線に明日はあるか」。
2004年に書かれた本なので若干情報が古いですが、この中に北近畿タンゴ鉄道のことが書かれていました。
それによると、平成14年度の北近畿タンゴ鉄道の輸送密度は1,115人/日・km。ちなみに、国鉄再建時に廃止の目安とされた値は4,000人/日・kmだったそうです。当時の広報誌を見ていると、丹後地域全域で「乗って残そう」という運動が起こったそうですが、現状では、それ以上に乗らなければ廃止の危機が訪れるかもしれないのです。この数字にはとてもびっくりしました。
しかし、「運行面での主な成功事例」の表にもKTRのことが書かれていました。
「昭和63年からの直通特急「エーデル丹後」の運行により、天橋立観光客が観光バスから鉄道回帰した。平成2年には特急「タンゴエクスプローラー」の増発により、乗客は285→300万人超に増加した。」
もう一つ、旧大江町のことも書かれていました。
「京都府大江町は、宮福鉄道(現、北近畿タンゴ鉄道)開業時に、役場をはじめとした公共施設を駅前に集中移転した。」
大江町の、宮福鉄道にかける情熱が見えてくるようでした。
たしかに、まちの中心部に駅があるのが一番お客さんも増えます。
豊岡や久美浜、峰山、丹後大宮、宮津などは中心部に近いところにあるように思いますが、町の中心部を駅に近いところにもってくるというのはなかなか良いアイデアだと思いました。
続いて、「ローカル線ガールズ」
おそらくKTRのアテンダントさんはこの本に紹介されている「えちぜん鉄道」からヒントを得て作られた制度だと思いますが、そういった「アテンダント」さんの苦労や京福電鉄時代の2度の正面衝突事故を乗り越え、えちぜん鉄道として運転を再開するまでの経過などが書かれており、勉強になりました。
これからも、アテンダントさんにはがんばってほしいと思いました。
そして、そんなアテンダントさんも乗っている、暖かい雰囲気のKTRが走っていることがいつまでも当たり前であるように、たくさんのお客さんが乗ってくれるといいなあと思いました。
